2025年3月3日 公開
丸住製紙(株)|愛媛県四国中央市
【業種】 洋紙製造等
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 590億円
特別情報四国版(R7.1.17)で既報の当社と関連の丸住エンジニアリング(株)(法人番号:7500001015114、所在地:愛媛県四国中央市川之江町141-4)および丸住ライン(株)(法人番号:7500001014784、所在地:愛媛県四国中央市川之江町大江348-8)は、2月28日付で東京地裁に民事再生手続開始を申し立て、同日付で弁済禁止の保全処分および監督命令を受けた。申立代理人は大川剛平弁護士(長島・大野・常松法律事務所、東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー、TEL 03-6889-7196)。監督委員には伊藤尚弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー13階、TEL 03-5860-3640)が選任されている。負債総額は約590億円が見込まれる。
大正8年7月創業の老舗洋紙製造会社。新聞用紙を主力として四国中央市内に2カ所の工場を配置し平成20年11月期の売上高は743億円を誇っていた。しかし、新聞媒体の衰退に伴い令和5年11月期まで2期連続で100億円を超える最終赤字を計上する事態となった。借入金は年商規模に匹敵し、銀行団との条件変更を交渉により債権譲渡登記および動産譲渡登記による限定的な支援を取り付けていた。令和6年12月には税金滞納に伴い四国中央市から取引先に対し、債権調査についての調査書が送付されていることが判明し信用不安が広がった。2月25日には主力の洋紙事業からの撤退を発表してパルプ事業などの他の事業へ注力すると発表したばかりであったが、今般の措置を選択した。
なお、3月3日(月)午後1時よりしこちゅ~ホールにて債権者説明会が予定されている。
法人番号 | 5500001014778 |
業種 | 洋紙製造等 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 愛媛県四国中央市川之江町826 |
設立 | 昭和21年2月 |
創業 | 大正8年7月 |
従業員 | 500名 |
代表者 | 星川知之、他1名 |
資本金 | 12億円 |
年商 | 458億円(5/11) |
負債総額 | 590億円 |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2025年01月17日
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
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