2025年2月19日 公開
東証プライム上場のゼネコンC社~優良子会社売却などで赤字縮小へ|特別情報
2月12日に今期の第3四半期決算を発表し、あわせて昨年11月時点の通期業績予想について子会社の売却益発生などを受けて上方修正した。バランスシートでは借入金が一段と増加したが、金融機関の支援態勢が維持されている証拠でもあり、信用不安は底打ち感が出てきた。通期業績については、営業利益予想を従来の10億円から25億円に修正した。建築工事において想定より採算が回復している。また1月31日に子会社X社の株式をY社に32億円で売却し、16億円の特別利益を計上することから、最終赤字は従来予想の80億円から55億円に縮小する。X社は平成26年3月期より重要性が増したため連結子会社としてきたもの。令和6年3月期の売上高は前の期比65.2%増の38億2,400万円で、最終利益は2億5,600万円(同58.6%増)をあげていた優良子会社だ。当社はX社の発行済み株式の80%を保有していたが、今回そのすべてを米ファンド傘下の建設関連機器メーカーであるY社に譲渡した。気になる金融機関の対応については・・・
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