2024年6月3日 公開
(株)サンライズジャパン|東京都渋谷区
【業種】 飲食店・日焼けサロン経営
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 30億円
特別情報東京版(R2.9.28、R4.4.7)、東京本部夏季情報会(R4.9.8)で既報の当社は、5月31日に東京地裁へ民事再生手続開始を申し立て、同日保全・監督命令を受けた。申立代理人は荻野 聡之弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業、東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング20階、TEL 03-6775-1000)他7名。監督委員には上沼 紫野弁護士(LM虎ノ門南法律事務所、東京都港区虎ノ門1-15-12 日本ガス協会ビル5階、TEL 03-3502-6294)が選任された。負債総額は約30億円。
平成4年5月創業、平成4年12月設立の日焼けサロン・飲食店運営業者。海外のタンニングマシンメーカーと独占販売契約を締結し、同機器の販売を目的に設立した。日焼けサロン「SOLE」の直営店、FC店を展開し、平成14年10月期の売上高は約54億3,800万円を計上した。
その後、日焼けサロンの事業を縮小し飲食事業へ進出。米国のメジャーリーグをテーマとしたレストラン「MLB cafe SAITAMA」「MLB cafe FUKUOKA」の2店舗を運営していた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたことで、店舗の休業や時短営業を余儀なくされ事業環境が悪化。令和2年10月期の売上高は約18億3,900万円まで減少し、営業損益段階から赤字に転落していた。
金融機関への借り入れ返済リスケや緊急融資制度の活用などで事業の立て直しを図ったが、日焼けサロンやレストランも閉店する中で、令和5年10月期の売上高は約10億円にまで減少した。こうした中、ここにきて自力での再建は困難と判断。法的手続きにより再建を目指す。
なお、(株)エバーオンワード(法人番号:3010701030580、東京都渋谷区、亀田 信吾代表)との間で、スポンサー支援による基本合意を締結。同社からDIPファイナンスを受け、民事再生の手続きを進める方針である。
また、特別情報東京版(R2.9.28)で既報の関係会社のドーモ(株)(法人番号:5011001038494、所在地:同所、設立:平成14年5月、代表者:同代表、資本金:3,000万円)は、5月31日に東京地裁へ破産手続開始を申し立て、同日、破産手続開始決定を受けた。破産管財人は上沼 紫野弁護士(LM虎ノ門南法律事務所、東京都港区虎ノ門1-15-12 日本ガス協会ビル5階、TEL 03-3502-6294)。負債総額は債権者約130名に対し約2億9,058万円。
ドーモ(株)は平成14年5月設立のブライダル業者。「Angepatio(アンジェパティオ)」(静岡)、「Avenir Garden(アヴェニール ガーデン)」(渋谷)の名称で、チャペルを併設した結婚式などを主催していた他、ウエディングドレスなどの販売も行っていた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け事業環境は悪化。金融機関からの融資などで資金繰りをしのいでいたが、自力再建は困難と判断し、静岡および渋谷のブライダル事業をそれぞれ別会社に譲渡していた。なお、ブライダル事業は別会社のもとで、営業を継続している。
法人番号 | 1011001049545 |
業種 | 飲食店・日焼けサロン経営 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 東京都渋谷区南平台町12-11 アンジェパティオ4階 |
設立 | 平成4年12月 |
創業 | 平成4年5月 |
従業員 | 54名 |
代表者 | 兵頭 真治 |
資本金 | 4,750万円 |
年商 | 10億円(5/10) |
負債総額 | 30億円 |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2020年09月28日
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
実は小社の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。