2024年5月2日 公開
ウィル・エンジニアリング・テクノロジー(株)|大阪府大阪市中央区
【業種】 産廃処理、骨材販売
【倒産形態】 破産手続開始申立準備
【負債総額】 23億9,800万円(5/9期末)
4月26日までに事業を停止し、事後処理を山形 康郎弁護士(弁護士法人関西法律特許事務所、大阪市中央区北浜2-5-23 小寺プラザ12階、TEL 06-6231-3210)他2名に一任、破産手続開始申立準備に入った。負債総額は令和5年9月期末時点で23億9,800万円が見込まれる。
昭和63年3月に食品販売を目的に(株)ヴァイアスを設立。平成21年9月に現商号に変更し、平成22年に代表交代により産廃処分や骨材販売を手掛けるようになった。特に汚染土壌の処理に強みを持ち、毒性の強い化学物質が含まれる汚染土壌混入残土を受け入れ、大阪府枚方市にある専用プラントで洗浄後、最終処分場まで運搬していた。
ゼネコンや大手メーカーを受注先にして業績を伸ばしていったものの、関連会社間の不透明な資金操作や前代表の資金の私的流出などが発覚し信用が失墜。金融機関へのリスケ要請も同意が得られず、2月には全従業員に対し解雇を通告した。3月1日には枚方市より規定違反を理由に3カ月間の事業停止命令を受け、今後の見通しが立たず今回の措置となった。
法人番号 | 1120001140451 |
業種 | 産廃処理、骨材販売 |
倒産形態 | 破産手続開始申立準備 |
所在地 | 大阪府大阪市中央区島町2-1-5 建団連会館4階 |
設立 | 昭和63年3月 |
従業員 | 8名 |
代表者 | 原 弘子 |
資本金 | 1,000万円 |
負債総額 | 23億9,800万円(5/9期末) |