2023年5月24日 公開
大場建設(株)|川崎市中原区
【業種】 建築工事
【倒産形態】 弁護士一任
【負債総額】 10億3,124万円
特別情報東京版(H23.8.19)、特別情報横浜版(R4.4.19)、東京本部月例情報会(H23.11.17、R4.11.17)、東京本部新春情報会(R5.2.7)で既報。5月2日までに事業を停止し、事後処理を尾上 博紀弁護士(川崎つばさ法律事務所、川崎市川崎区駅前本町10-5 クリエ川崎11階、TEL 044-221-0012)に一任した。負債総額は10億3,124万円。
昭和30年12月創業、昭和45年6月設立の建築工事業者。商業ビルやマンション、福祉施設、公共施設などの新築工事を主体に、川崎市発注の公共工事なども手掛けていた。平成27年5月期の売上高は最盛期となる31億9,300万円内外を計上していた。しかし、従前からの低調な収益推移により、財務面に課題を抱えていた。
令和3年5月期の売上高は18億7,800万円内外を計上したが、外注費がかさみ営業赤字に転落。社有不動産の売却損を特別損失に計上し、1億2,700万円内外の大幅赤字となった。令和4年5月期の売上高は10億円内外まで減少し、最終赤字額は7,400万円内外と連続赤字となった。その間、過年度からの有利子負債の負担が重く、前述した社有不動産の売却などで資金繰りをしのいでいたが、代表一族による内紛や経理担当の退職などで不安定な組織体制が続き、取引先の警戒感が高まっていた。その後、事業再建を目指したが、資金繰りに窮し事業継続を断念。今回の措置となった。
業種 | 建築工事 |
倒産形態 | 弁護士一任 |
所在地 | 川崎市中原区上小田中1-36-14 |
設立 | 昭和45年6月 |
創業 | 昭和30年12月 |
従業員 | 9名 |
代表者 | 大場 秀光 |
資本金 | 6,140万0,500円 |
年商 | 10億円内外(4/5) |
負債総額 | 10億3,124万円 |