2023年5月10日 公開
東証スタンダードの美容室チェーンO社~GC疑義注記|特別情報
令和4年3月期は13期ぶりに黒字決算となったものの、5年3月期は再び赤字決算となり、継続企業の前提に関する疑義(GC疑義)を注記した。東京オリンピックの開催日に合わせて昭和39年10月10日に創業された。全国規模の美容室チェーンを築き、平成15年3月期には売上高146億円を計上していた。しかし、リーマン・ショック後の22年3月期から慢性的な赤字経営に陥り、名誉会長に退いていた創業者が26年に代表権のある会長に復帰して再起をかけたが、実績を残せないまま28年に名誉会長に退いた。このとき、創業者の長男も社長から会長に退き、後任社長に生え抜きが就任した。令和3年5月に本社不動産を、同年11月に横浜市内の店舗不動産を計35億円で売却し、4年3月期は23億円の売却益を計上することで3億円の黒字決算となり、借入金も3億円まで削減した。4年4月には反転攻勢に向けて3カ年の中期経営計画を発表した。初年度となる5年3月期の売上計画は74億20百万円で、経常利益17百万円、最終▲46百万円となっていたが、結果は大きく乖離した。原因は来店客数の減少によるもので、3カ年で7店舗を閉鎖する計画をわずか1年で15店舗を閉鎖することになった。これを受けて中期計画の見直しを余儀なくされ、最終年度の売上高を79億20百万円から61億80百万円へ、最終利益も3億03百万円から1億05百万円へと下方修正した。決算短信のGC注記の文中では新たに「金融機関以外からの調達についても適宜検討を進めてまいります」との文言が追加された。営業CFは4期連続でマイナスとなり・・・
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