2023年3月29日 公開
東証スタンダードのメガネチェーンJ社~代表が不正行為で辞任|特別情報
昨年12月に「X社長が不正行為を働いている」との外部からの通報を受け、監査等委員会の調査を経て3月7日に第三者委員会の設置をリリースしたが、同日付でX氏が辞任したことも発表した。当社の前身は昭和54年に設立した有限会社で、平成16年に株式を店頭登録し、19年4月期に売上高382億円を計上してピークを迎えた。しかし、拡大路線が裏目となり、翌20年4月期から27年4月期まで8期連続で赤字決算となった。格安メガネの台頭による販売不振の他、ホテルやゴルフなど本業とは関連性の乏しい事業が経営の足かせとなっていた。この間、数度にわたる借入金返済のリスケを行い、24年に有力投資ファンドの支援を受けて翌25年にX氏が社長に就任した。経営再建を果たしたX氏は29年に持株会社として当社を設立し、グループ会社を傘下に収めた。中興の祖とあがめられたX氏に対し、社内では誰も意見を言える者はいなかったようだ。不正の詳細については第三者委員会の調査報告書を待たないといけないが、当社の業務委託先などにX氏の影響下にある企業が複数あり、他にも当社の取締役や執行役員が出資している企業もあって利益相反取引が頻繁に行われ、多額の不当な利益供与が行われていたという。また、X氏による経費の私的流用も指摘されており、何回にもわたる新幹線チケットの払い戻しやカラ出張も行われていたという。こうした移動、飲食、宿泊等の行動記録が写っている多数の写真が外部通報者から送られてきた。X氏は当社に損害を与えるようなことはしていないと説明しているが、証拠写真を突き付けられて・・・
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