2023年1月23日 公開
ダイマル食品(株)|千葉県銚子市
【業種】 練り製品製造
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 14億8,946万円
特別情報東京版(H28.1.7、H31.1.17)、食品情報(H31.1.28)で既報。1月19日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は片山 卓朗弁護士(奥・片山・佐藤法律事務所、東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング8階、TEL 03-6550-8125)他。負債総額は14億8,946万円。
昭和7年創業、昭和48年9月設立の練り製品製造業者。独自ブランドの「銚子(ちょうし)はんぺん」を主力に餅(もち)入り巾着(きんちゃく)やつみれなどの水産練り製品の製造を手掛け、食品商社を通じてスーパーやコンビニエンスストアなどへ販売していた。最盛期の平成18年8月期には売上高20億6,691万円を計上していた。
しかし、平成23年3月の東日本大震災により宮城県石巻市の工場が被災し、再建費用がかさんだ他、平成27年に入ると「銚子はんぺん」から大腸菌群が検出され、平成27年10月に食品衛生法に基づき千葉県から1万5,288袋の回収命令を受けたことで信用失墜。
以降は主力販売先からの受注が減少し赤字続きで債務超過に陥る中、新型コロナウイルス感染拡大の影響により令和4年8月期の売上高は7億3,419万円とピーク時年商の半分まで落ち込んだ。その後も原価高騰に伴う販売価格への転嫁が進まず、資金繰りに窮し今回の措置となった。なお、事業は継続している。
業種 | 練り製品製造 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 千葉県銚子市愛宕町3525 |
設立 | 昭和48年9月 |
創業 | 昭和7年 |
従業員 | 128名 |
代表者 | 平野 恭男 |
資本金 | 3,500万円 |
年商 | 7億3,419万円(4/8) |
負債総額 | 14億8,946万円 |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2019年1月17日
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
実は小社の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。