2022年12月23日 公開
続報/(株)関東興機|千葉市若葉区
【業種】 建築・内装工事
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 12億円内外
特別情報東京版(R1.10.3)、令和3年8月25日付本情報で既報。11月29日に東京地裁へ破産手続開始を申し立て、12月7日に破産手続開始決定を受けた。破産管財人には手打 寛規弁護士(馬場・澤田法律事務所、東京都千代田区内幸町1-2-1 日土地内幸町ビル7階、TEL 03-5510-7703)が選任された。負債総額は12億円内外。
平成2年1月創業、平成20年6月に法人化した建築・内装工事業者。オフィスビルのオーナーや千葉市中央区栄町エリアの特殊浴場を受注先とし、物件オーナーからの壁紙や床の張り替えなど、内装全般のリフォームを主体に事業を展開。また、特殊浴場やオフィスビルの保守点検設備などを手掛ける中、近年は原子力発電所(福島第一、柏崎)関連やリニア新幹線橋本駅の立坑工事にも進出した。また、平成30年5月には建築工事・鋼構造物工事などの建設業許可を取得し、請負金額1億~3億円規模の低層マンションなども開始。最盛期となる令和元年5月期には売上高で8億8,200万円内外を計上していた。
しかし、その後は受注の減少や取引先とのトラブルなどで減収に転じる中、本社新築に伴い有利子負債が大幅に増加。資金繰りがひっ迫し、協力業者への支払いも遅れていた。令和3年3月には債務圧縮を目的に本社不動産を売却し、経営再建に向けて立て直しを図ったが、事業環境は改善せずに令和3年6月ごろからは連絡が取れない状態が続き、事業継続を断念。令和3年8月17日付で破産の準備を内海 隆幸弁護士(宮崎法律事務所、東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館6階、TEL 03-3221-3711)に一任、今回の措置となった。
業種 | 建築・内装工事 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 千葉市若葉区若松町531-91 |
設立 | 平成20年6月 |
創業 | 平成2年1月 |
従業員 | 25名 |
代表者 | 土井 真一 |
資本金 | 4,000万円 |
負債総額 | 12億円内外 |