2022年7月13日 公開
東証スタンダードの自動車部品メーカーN社~総会後の取締役会で会長人事を急遽変更|特別情報
4月27日開催の取締役会決議で新任代表取締役会長候補にX氏が内定した旨を公表し、6月28日開催の定時株主総会後の取締役会決議を経て正式決定される予定としていた。しかし、同日開催の取締役会では選任されず、X氏は社外取締役の就任に留まった。X氏はすでに新興電動自転車メーカーY社の代表に就任している。Y社はなにかと話題の多い投資会社Z社と協業していることもわかっている。今後の展開に注目が集まっている。N社は合成樹脂製品や金型の製造販売を手がける。X氏は週刊誌でも過去に取り上げられたいわくつきのU氏の母。U氏はとある名家を興した初代から数えて五代目にあたる人物である。一方、Y社はZ社から出資を受けて協業関係にあるほか、U氏も経営に携わっている。X氏は6月28日の株主総会後の取締役会決議を経て正式に会長に就任予定とされていたが、同日の取締役会では選任されなかった。成長と企業価値の向上を目指すためとして同日の取締役会では当社プロパーの執行役員品質統括部長をつとめていた人物が新たな代表取締役社長への異動が決議されるなか、X氏に代わってもう一人の代表に選ばれたのはV氏。V氏は前期末時点で当社の株式32.92%を保有する筆頭株主W社の代表を務めている。W社のオーナーは昨年12月7日にシンガポールの企業に交代している。それまでW社の株式は同年12月22日に当社代表取締役会長を退任した人物が董事長を務める香港の貿易会社が全株を保有していた。当社は今回の人事について・・・
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