2022年4月15日 公開

続報／アンフィニ(株)｜大阪市浪速区

【業種】 太陽光発電事業・電力販売
【倒産形態】 再生手続廃止
【負債総額】 81億円内外

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大阪支社月例情報会（H26.11.13）や特別情報大阪版（H30.8.29、H30.11.6）で既報。令和3年10月4日付本情報で、令和3年9月30日に東京地裁へ民事再生手続開始を申し立て、同日監督命令を受けていたことを既報していたが、4月13日付で再生手続廃止決定を受け、今後、破産手続きへ移行することが分かった。保全管理人には監督委員であった高木 裕康弁護士（東京丸の内法律事務所、東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル225区、TEL 03-3213-1081）が選任されているが、引き続き破産管財人を引き受ける予定としている。弁護士によると負債総額については債権者150名内外に対し81億円内外。うち金融債権が74億円内外、一般債権が7億円内外と聞かれる。

令和3年10月6日付の民事再生手続開始決定後、今年2月14日付でＰＰＡ事業を(株)ファラデー（大阪市中央区）、2月15日付で主力のＰＰＳ事業を(株)おとくでんき（現商号・Ｊａｐａｎ電力(株)、東京都豊島区）に吸収分割により承継。福島工場のＰＶ事業についてもスポンサーを模索していたが、近年の太陽光発電事業を巡る厳しい環境の中、再生計画を策定するにあたって債権者に対して必要な弁済原資を確保するだけのスポンサーを選定できず、再生計画作成の見込みがないことが明らかとなったため、当初より清算型の民事再生手続きであったこともあり、今回の事態となった。

なお、太陽光発電設備のメンテナンス（Ｏ＆Ｍ）事業に関しては、(株)ジャパンホームズ（堺市堺区）が事業承継予定としている。

業種	太陽光発電事業・電力販売
倒産形態	再生手続廃止
所在地	大阪市浪速区湊町1-4-38 近鉄新難波ビル10階
設立	平成7年12月
創業	平成7年12月
従業員	220名
代表者	親川 智行
資本金	2億4,400万円
負債総額	81億円内外

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