2022年4月5日 公開
(株)三宝商会(さんほうしょうかい)|名古屋市中川区
【業種】 遊技機器・周辺機器卸
【倒産形態】 破産手続開始申立準備
【負債総額】 29億円内外
名古屋支社情報会(R1.8.29)、特別情報名古屋版(R1.9.19)、US情報名古屋版(R1.9.30)などで既報。3月15日に事業停止して事後処理を山谷 彰宏弁護士(やまたに法律事務所、名古屋市千種区東山通1-33-4、TEL 052-734-8902)に一任、破産手続開始申立の準備に入っていたことが分かった。負債総額は29億円内外の見込みだが変動している可能性がある。
平成11年7月に法人化。パチンコホール向けに遊技台の販売を手掛けてきた他、玉やメダル補給装置および計数機、監視システムなどホール運営に必要な機材なども扱ってきた。東海地方のパチンコホールを得意先として平成29年5月期の売上高は67億6,900万円内外に達していた。
しかし、平成30年夏に役員(当時)の会社資金流用や不正経理が発覚すると、一挙に信用収縮が進んだ。また得意先であるパチンコホールが集客に苦しむ中、コロナ禍の影響などから顧客離れが一層進み、事業環境がますます厳しくなっていった。令和3年5月期の売上高が31億円内外まで落ち込む中で債権者との調整も進まず、事業継続が難しいとして今回の事態となった。
業種 | 遊技機器・周辺機器卸 |
倒産形態 | 破産手続開始申立準備 |
所在地 | 名古屋市中川区服部1-306 |
設立 | 平成11年7月 |
創業 | 平成6年3月 |
代表者 | 梁 好信 |
資本金 | 1,000万円 |
年商 | 31億円内外(3/5) |
負債総額 | 29億円内外 |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2019年9月19日
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