2022年4月4日 公開
石井木材(株)|北海道茅部郡
【業種】 製材
【倒産形態】 破産手続開始申立準備
【負債総額】 11億8,300万円内外(3/3)
3月31日に事業を停止し、事後処理を福田 惇紀弁護士(弁護士法人神戸・万字・福田法律事務所、札幌市中央区南1条西11丁目 コンチネンタルビル6階、TEL 011-241-7770)に一任、破産手続開始申立の準備に入った。負債総額は11億8,300万円内外(令和3年3月期決算時点)。
昭和38年6月創業の製材業者。自社工場でパレット材や梱包(こんぽう)材などの製造を手掛けていた他、建築向けの製材や山林管理も手掛け、最盛期となる平成10年3月期には売上高21億1,200万円内外を計上していた。
しかし、その後はプラスチック製パレットの普及や競争環境の激化によって受注は減少。そうした中、北海道胆振東部地震の発生以降は原木の確保が十分できずに製造ラインの一部休止を余儀なくされた。
令和2年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響でパレット材の需要が低迷。令和3年3月期売上高は6億1,000万円内外まで落ち込んだ。損益面でも赤字を散発、債務超過となっていた。セーフティネット保証制度などを活用し資金繰りを行っていたが、今後の見通しが立たず、事業継続を断念。今回の事態となった。
業種 | 製材 |
倒産形態 | 破産手続開始申立準備 |
所在地 | 北海道茅部郡森町字駒ケ岳85-1 |
設立 | 平成元年4月 |
創業 | 昭和38年6月 |
代表者 | 石井 寿之 |
資本金 | 3,800万円 |
年商 | 6億1,000万円内外(3/3) |
負債総額 | 11億8,300万円内外(3/3) |