2022年3月23日 公開
東証1部のM&A仲介S社~株価急落|特別情報
2月14日、中核事業会社であるX社で成約前の仲介業務の契約書の写しを偽造するなどして売上を前倒し計上する不正が多数あったと発表した。高収益の成長株として知られ、不正公表前に3,700円あった株価は足元で1,500円台に下がった。多くの金融機関との提携で中堅・中小企業のM&A案件を紹介してもらうというビジネスモデルだったが、今回コンプライアンス上の懸念が生じたことで、協業への影響が避けられない。昨年12月から調査を開始した「調査委員会」の報告書によれば、X社ではY社長ら経営陣から発せられる強いメッセージのもと、売上至上主義的経営が行われ、結果として「ビジネス・パーソンとして許容されない一線を踏み越えてしまった」と厳しく指摘した。契約書の写しの偽造は、主にほかの書類から顧客の記名や押印部分をコピー・切り貼りするなどの方法で冒用していた。平成29年3月期以降の不正な売り上げ報告は全部で83件あり、10以上の営業部で総計80名以上が関与していた。この事態について・・・
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