2022年3月14日 公開
(有)伸和、他3社|水戸市
【業種】 遊技場経営
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 15億8,300万円内外(4社合計)
同社と関連会社の(有)レクサス(法人番号:6050002039480、茨城県牛久市、同代表、遊技場経営)、(有)進栄商事(法人番号:7050002042723、茨城県桜川市、同代表、遊技場経営)、(有)ヨンテック(法人番号:9050002004473、水戸市、同代表、経営コンサルタント)は、3月1日付で水戸地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人には鈴木 大輔弁護士(種田・鈴木法律事務所、水戸市大町2-1-26-207、TEL 029-226-2252)が選任された。負債総額は、同社が13億7,000万円内外、(有)レクサスが1億6,000万円内外、(有)進栄商事が4,300万円内外、(有)ヨンテックが1,000万円内外で、4社合計で15億8,300万円内外。財産状況報告集会・廃止意見聴取・計算報告の期日は6月8日午前10時。
(有)伸和は昭和58年創業、昭和61年設立のパチンコ・スロット店経営業者。水戸市、笠間市、桜川市など茨城県を中心に、パチンコ・スロット店「ガディス」やスロット専門店「エルフ」などの複数店舗を運営し、地域に根差した展開で相応の稼働率を維持し、ピーク時の平成18年8月期には84億円超の売上高を計上していた。
しかし、他店との競争激化や度重なる業界への規制強化、若者のパチンコ離れなどを背景に売上高は減少傾向をたどり、令和元年8月期の売上高は13億円内外まで減少していた。
そのような中、令和2年に入り新型コロナウイルス感染症拡大の影響による休業要請や、外出自粛などで更に客足は遠のき売り上げは低迷していた。業況悪化で資金繰りもひっ迫する中、旧規則機の撤去問題も重なり令和3年4月までに全店舗を閉店していた。その後の業況改善の見込みも立たず事業継続を断念し、関連会社3社とともに今回の措置に至った。
業種 | 遊技場経営 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 水戸市酒門町1049-3 |
設立 | 昭和61年1月 |
創業 | 昭和58年 |
代表者 | 山城 栄一 |
資本金 | 500万円 |
負債総額 | 15億8,300万円内外(4社合計) |