2022年3月1日 公開

ウェルビス悠愛(株)｜福岡市南区

【業種】 有料老人ホーム
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 27億円内外（3/12期末）

2月28日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は柴原 多弁護士他4名（西村あさひ法律事務所、東京都千代田区大手町1-1-2）。負債総額は令和3年12月期末で27億円内外。

平成17年1月、現社長が(有)オフィスＴ・Ｒを設立、平成17年4月「悠愛デイサービスセンター」を開設したのがスタート。平成23年8月に現商号に変更した。高齢者住宅「悠愛アリビオ」「悠愛ヘルパーセンター」、住宅型有料老人ホーム・通所介護事業所「悠愛亭」など相次いで開設し、今では福岡県内5施設、大分、佐賀にそれぞれ1施設の他、保育所3施設を運営している。ケアマネジャーや利用者に定評があり施設の開設を推進していたが、相次ぐ施設開設や本社ビル新築、更には積極的なＭ＆Ａなどに伴う設備投資などで借入金が膨らむ中、コロナ禍の影響により売上高は減少し連続赤字を余儀なくされ資金繰りがひっ迫していた。

なお、今後は(株)アバンセコーポレーション（法人番号：2180001082002、愛知県一宮市）が事業を引き継ぐ。また、グループ企業が別に14社あり、それらは事業を継続中。