2022年1月31日 公開

(株)日本サルコン（旧商号・(株)プランテックコンサルティング）、他1社｜東京都千代田区

【業種】 建築設計・コンサルティング
【倒産形態】 特別清算手続開始決定
【負債総額】 22億円内外（2社合計）

特別情報東京版（R2.9.25）で既報の同社（令和3年10月29日に(株)プランテックコンサルティングから商号変更）と関連会社の(株)太平洋土木（法人番号：5010001116277、東京都千代田区、同代表清算人、昭和61年10月設立、資本金3,000万円、令和3年10月29日に(株)プランテックファシリティーズから商号変更）は1月7日、東京地裁より特別清算手続開始決定を受けた。負債総額は、同社が14億円内外（平成31年3月期末時点）で(株)太平洋土木が8億円内外（令和3年3月期末時点）、合計で22億円内外。

平成15年11月設立の建築設計・コンサルティング業者。プランテックグループの1社として建築設計やファシリティ・建築コンサルティングなどを手がけていた。受注先のコンサルティング需要を取り込んで、平成31年3月期には売上高16億6,100万円内外を計上していた。

しかし、令和2年に入ると新型コロナウイルス感染拡大の影響により、関連会社の(株)ファーストキャビン（令和2年4月24日付本情報号外で既報）が急激な業績悪化に見舞われ、令和2年4月24日に東京地裁より破産手続開始決定を受けた。そのため、グループ再編などを目的として令和3年10月29日、株主総会の決議で解散し清算の準備を進めていた。

(株)太平洋土木はグループでは施工管理部門として展開していたが、令和3年8月をもち事業を停止。令和3年10月29日、同社同様、株主総会の決議で解散していた。一方、プランテックグループの持ち株会社である(株)亜細亜管財（法人番号：5010001095224、東京都千代田区、1月5日付本情報号外で既報）については令和3年11月24日に東京地裁へ特別清算手続開始を申し立て、1月7日に東京地裁より特別清算手続開始決定を受けた。