2022年1月25日 公開
富士管材(株)|山梨県富士吉田市
【業種】 管材機器・住宅設備機器卸
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 20億円内外
1月7日、甲府地裁都留支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人には岡村 光男弁護士(岡村法律事務所、山梨県富士吉田市緑ヶ丘2-4-27 田幸ビル2階、TEL 0555-25-6622)が選任されている。負債総額は20億円内外。財産状況報告集会の期日は4月13日午前10時。
昭和39年9月設立の管材機器・住宅設備機器卸業者。(株)芝弘(山梨県富士吉田市、空調・配管設備工事、平成15年7月4日民事再生、平成18年2月6日破産手続開始決定)の管材仕入部門を独立し設立。最盛期となる平成4年2月期には売上高14億7,700万円内外を計上するなど、当時、県内では上位の位置付にあった。
しかし、以降は建設業界の不況により業績は低迷。平成15年2月期には売上高が7億円内外まで落ち込んでいた。また、平成15年には(株)芝弘や地元の設備工事会社が破綻。同社も平成15年7月に民事再生手続開始を申し立てた(平成15年6月27日付本情報号外で民事再生手続開始申立準備を既報)。その後は事業を縮小して事業を継続していたが、平成24年2月、再生債権の弁済を延滞し本社不動産を差し押さえられ、平成24年中には事業を停止。今回の措置となった。
業種 | 管材機器・住宅設備機器卸 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 山梨県富士吉田市中曽根2-4-70 |
設立 | 昭和39年9月 |
代表者 | 山本 修次 |
資本金 | 1,000万円 |
負債総額 | 20億円内外 |