2021年12月22日 公開
ジャスダック上場の食品商社Ｇ社～大株主が役員派遣を提案｜特別情報
12月28日開催予定の定時株主総会で、第4位の大株主であるＸ社から取締役6名選任の提案を受けているが、当社は真っ向から反対している。昭和11月創業の老舗農畜産物卸売業者。リーマン・ショックを機に業績は傾き始め、平成21年9月期は高値在庫の処分で35億円の赤字となり、翌22年9月期も主力取引先の倒産などで27億円の赤字を出し、2億79百万円の債務超過に転落した。23年9月期は固定資産の売却益などで一時的に債務超過を脱したものの、24年9月期に再び債務超過となった。25年9月期以降は資産超過に回復するが、令和2年9月の増資は新型コロナウイルスの影響で見送られたため、赤字転落により債務超過となり、上場廃止基準に抵触して4年9月までの猶予期間入りとなった。今年9月にＹ社とＺ社を割当先とする1億39百万円の第三者割当増資により、3年9月期決算でわずかながら債務超過から脱却している。10月22日になるとＸ社から取締役6名選任の株主提案が出された。社長など2名の取締役の再任と当社元社員1名の計3名を候補とする会社提案に対し、Ｘ社は･･･
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