2021年11月24日 公開
東証1部のゼネコンC社~不安的中で今期赤字転落|特別情報
11月9日に中間決算の発表とあわせて令和4年3月期通期業績予想の下方修正を行った。当初営業損益は185億円の黒字を見込んでいたが、一転して83億円の赤字になる。最終損益の予想も90億円の赤字とした。赤字は13年ぶり。配当予想は1株20円(前期比2円増)を据え置くが、経営責任を明確化するとして代表取締役4名が月額報酬の20%を3カ月間自主返納する。赤字の原因は「国内で施工中の大型建築工事における採算悪化に伴い、工事損失引当金繰入額を含む206億円の損失を計上する」とリリースされた。会社側に具体的な説明を求めたところ「どこの現場かについては発注者との関係があり、投資家の皆様などには申し訳ないが、これ以上の開示ができない。11月16日にアナリスト向け説明会を予定しているが、そこでも同様の対応になる。ただし、今回の赤字はほぼ一現場によるものと理解して構わない」との回答にとどまった。問題の現場について業界関係者は・・・
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