2021年7月13日 公開

(株)エンゼルホーム｜横浜市神奈川区

【業種】 木造住宅建築工事
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 21億円内外

---

特別情報東京版（H28.2.18）、東京支社夏期情報会（H28.8、R1.8）、特別情報東京版（R1.6.25）で既報。7月12日に横浜地裁へ破産手続開始を申し立て、同日破産手続開始決定を受けた。破産管財人には原田 満弁護士（弁護士法人萬國橋法律事務所、横浜市中区海岸通4-18 空調衛生会館6階、TEL 045-680-0260）が選任されている。負債総額は債権者156名に対し21億円内外。

平成14年9月に設立した木造住宅建築工事業者。神奈川県東部を中心に東京都区部、千葉県北西部などで集合住宅や木造戸建て住宅の開発分譲を手掛けていた。一棟売りの低層収益マンション（1Ｋ中心）を「パルトネール」のブランドで展開、他社との差別化を図っていた。

また、横浜ＤｅＮＡベイスターズのオフィシャルスポンサーであったこともあり、「エンゼルホームナイター」として試合も主催。知名度やブランドイメージを向上させ、顧客の取り込みを強化、令和2年3月期売上高は20億円内外を計上していた。

しかし、建築コストや地価上昇の影響などで損益は伸び悩み、余裕のない資金繰りが続く中、支払いの分割要請や遅延もささやかれるようになるなど、資金面の変調が表面化。令和2年に入ると、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、協力先が破綻。新たな協力先を選定していたものの、支えきれずに今回の措置となった。

業種	木造住宅建築工事
倒産形態	破産手続開始決定
所在地	横浜市神奈川区栄町5-1 横浜クリエーションスクエア18階
設立	平成14年9月
創業	平成14年9月
従業員	18名
代表者	橋本 良樹
資本金	6,000万円
年商	20億円内外（2/3）
負債総額	21億円内外

特別情報とは

「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。

実は小社の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。

審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。