2021年2月16日 公開
大広建設(株)|東京都羽村市
【業種】 建築工事・不動産
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 11億5,400万円内外(31/3期末)
特別情報東京版(R2.2.10)で既報。2月2日に、東京地裁立川支部より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は番場 弘文弁護士(多摩八王子法律事務所、東京都八王子市明神町4-5-3、TEL 042-631-5311)が選任された。負債総額は平成31年3月期末時点で11億5,400万円内外。破産債権の届出期間は4月9日まで、財産状況報告集会の期日は6月8日午前11時40分。
昭和62年5月設立の建築工事会社。ビルやマンション、介護施設などのRC建築物の工事と、土地の仕入れから企画までを手がける住宅建築工事を手がけていた。受注は西多摩地区の民間企業や個人客が主体で、ピークを迎える平成22年3月期の年売上高は8億5,000万円内外を計上していた。
その後、関係会社間での事業整理を進めていたが、競合他社との競争を余儀なくされて受注は減少をたどり、従来の借入金負担が重くのし掛かる経営が続いた。平成31年3月期売上高は4億2,100万円内外まで後退して資金繰りが悪化し、令和2年1月には決済不調が生じ、並行して手形に関する話も表面化していた。
こうした中、同社の常務に就任(登記未了)した人物が経営する東京都福生市の建設会社が令和2年12月に民事再生手続開始を申し立て、その後の動向が注目されていたが、今回の事態となった。
(※「高」と表記しておりますが、正しくは「はしごだか」です)
業種 | 建築工事・不動産 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 東京都羽村市小作台5-35-7 |
設立 | 昭和62年5月 |
創業 | 昭和62年5月 |
従業員 | 10名 |
代表者 | 高橋 広美※ |
資本金 | 2,000万円 |
年商 | 4億2,100万円内外(31/3) |
負債総額 | 11億5,400万円内外(31/3期末) |