2020年11月26日 公開
(株)ジオネクサス|東京都千代田区
【業種】 呼出ベル開発・レンタル
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 10億4,200万円内外
11月11日に東京地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は堀江 良太弁護士(永沢総合法律事務所、東京都中央区日本橋3-3-4 永沢ビル5階、TEL 03-3273-1800)が選任された。負債総額は債権者26名内外に対して10億4,200万円内外が見込まれている。破産債権の届出期間は12月9日まで、財産状況報告集会の期日は令和3年2月4日午前11時。
平成27年3月設立の電子機器開発業者。フードコートなどでの注文待機時に利用者に渡される動画再生機能付きの呼出ベル「Bell Focus(ベルフォーカス)」の開発・レンタルを手掛けてきた。待ち時間に広告や娯楽コンテンツなどの音声付き映像が再生される機能を付加した呼出ベルは、全国のフードコート約200店舗に導入されていた。平成30年2月期は売上高1億2,000万円内外を計上し、今年末までに導入店舗数1,000件を目指して美術館や薬局、病院などへの新規市場開拓に注力していた。
しかし、開発費などの先行投資に係る金融債務が重くのし掛かる中、販売計画を軌道に乗せられずに資金繰りがひっ迫。支えきれず8月に事業を停止して今回の措置に至った。
業種 | 呼出ベル開発・レンタル |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 東京都千代田区隼町2-13 プライムビル4階 |
設立 | 平成27年3月 |
代表者 | 武川 陽一 |
資本金 | 8,806万2,500円 |
年商 | 1億2,000万円内外(30/2) |
負債総額 | 10億4,200万円内外 |