2020年6月10日 公開
東証1部の不動産デベロッパーJ社~コロナでも積極策継続に業界注目|特別情報
前期まで9期連続増収増益など好調な業況を維持してきた当社だが、今年に入り新型コロナウイルスの影響で販売が鈍化する一方、物件仕入を加速し在庫・有利子負債は大幅増加した。「コロナで不動産市場は曲がり角を迎えるのでは」など様々な観測がある中、積極策を継続している当社の業績動向に業界関係者の関心が寄せられている。不動産業界出身の現代表や副社長らによりリーマン・ショック直後の平成20年10月に設立され、26年に東証マザーズ上場を果たした。その後東証1部へ昇格するなど前期まで順調な業績を辿ってきた。令和2年12月期第1四半期決算(1-3月)はコロナ禍の自粛ムードで物件販売が進まず売上高は18億円(前年同期58億円)、四半期純損益は1億円強の赤字(同10億円の黒字)と苦戦のスタートとなった。一方で、創業以来最大規模となる大阪府吹田市のオフィスビルなど第1四半期で取得した物件は10件と前年同期5件から倍増し、在庫不動産および有利子負債は3か月間で大きく増加している。コロナの影響を受けた株式市場を鑑み新株発行による資金調達を中止したり、上述のとおり販売鈍化が懸念される中、不動産ファンド…
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