2020年5月20日 公開
東証2部の飲食チェーンG社~コロナショックで追い打ち|特別情報
令和2年6月期中間決算にて「継続企業に関する重要事象等」の記載をおこなうなど業績不振に喘ぐなか、4月末にコロナ感染抑制にともなう対応を強いられていることで通期業績を直近の赤字予想から「未定」へ修正するリリースをおこなった。居酒屋など直営100店舗、フランチャイズ店舗9店舗を展開する外食チェーン。業績は職場の飲み会や宴会需要の減少などがひびき減収に歯止めがかからず令和1年6月期まで2期連続営業損益以下赤字となり無配に転落。営業CFの赤字幅は年々拡大している。中間期(令和1年7-12月期)決算も引き続き既存店が苦戦しており、重要事象等の記載をおこなうとともに、今年2月に通期予想を期首の黒字予想から一転、営業・経常赤字は6億円、最終赤字は12億円へ下方修正していた。人件費の上昇に加え原材料価格の高止まり、店舗の減損損失がひびく。すでにコロナ感染拡大の影響で全店舗深夜営業を取りやめていたが、ここへきて4月末現在で86店舗中46店舗の営業時間短縮、40店舗の臨時休業等の対応をおこなったこともあり赤字幅の拡大は必至だ。昨年9月におこなった東証1部の…
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