2020年4月22日 公開
キャスキッドソンジャパン(株)|東京都港区
【業種】 輸入服飾雑貨小売り
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 60億円内外
4月22日に東京地裁へ破産手続開始を申し立て、同日同地裁より破産手続開始決定を受けた。申立代理人は浅井 大輔弁護士(森・濱田松本法律事務所、東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング16階、TEL 03-6266-8752)。破産管財人は幸村 俊哉弁護士(東京丸の内法律事務所、東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル225区、TEL 03-3213-1081)が選任された。負債総額は債権者400名内外に対し60億円内外が見込まれている。
平成26年11月設立の輸入雑貨小売業者。日本における英国のキャスキッドソン社商品の販売を手掛けていた。キャスキッドソン社は平成5年の創業後、レトロなデザインと現代的なデザインを組み合わせと、多彩な色使いで仕上げたインテリア・雑貨などを展開し、英国を中心にアイルランドや日本などで販売店舗を展開。財布や布製バッグ、タオル、靴、婦人・子供用衣料品などを品ぞろえし、全国各地の百貨店や大型商業施設、アウトレットモール、ファッションビルなどに44店舗(4月現在)を出店する他、自社サイトと大手通販サイトでインターネット販売も併営していた。
そうした中、世界的規模で感染拡大する新型コロナウイルスの影響で、英国のキャスキッドソン社の英国内の全店舗が閉鎖を余儀なくされて業績が悪化。日本でも緊急事態宣言の発令後、すべての店舗が営業時間の短縮と臨時休業を強いられたため、先行きが見通せないとして、事業継続を断念して今回の事態となった。
業種 | 輸入服飾雑貨小売り |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 東京都港区北青山3-5-43 |
設立 | 平成26年11月 |
代表者 | ジェニー・マユコ・ワカナ |
資本金 | 1,000万円 |
負債総額 | 60億円内外 |