2020年4月15日 公開
東証1部のチケット販売E社~社運を賭けたアリーナ開業をコロナが直撃|特別情報
チケット販売最大手だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年3月期の業績・配当予想を下方修正した。運悪く今月100億円をかけて建設した音楽専用アリーナの開業を控えており巨額投資が裏目に出かねないと懸念されている。コロナの影響で各種興行の中止・延期が相次いでいるため第4四半期(今年1-3月期)の売上高が急減した。この結果、通期の連結売上高も期首予想の1,800億円から8.3%減少し、1,650億円になる。連動して営業利益予想も14億5,000万円から6億円に下方修正した。さらにチケットの払い戻し対応に関わる特別損失3億円も発生するため、当期純利益予想も8億2,000万円から1億円に約9割減額。配当予想は1株20円から5円に修正した。近年ライブエンタメ市場は順調に拡大してきたため、一層の需要取り込みを図り、平成29年7月に横浜市西区のみなとみらい地区で収容人数1万人規模の大規模コンサートホールの建設計画を公表。土地は30年間の定期借地ながら、建物は100億円かけて自前で建設するとして同年12月に着工した。今年3月に完成し、4月25日には横浜出身の人気…
続きを読むには特別情報の会員申込みが必要です。
詳細は小社までお問合せください
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
実は東京経済の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。
無料お知らせメール登録
債権・動産譲渡登記リスト、問合せ集中ランキング、特別情報が更新されたことをお知らせするメールサービスを実施しております。 メールサービスの登録は無料です。お気軽にお申込み下さい。