2020年4月13日 公開
(株)冨士見荘|愛知県蒲郡市
【業種】 旅館経営
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 23億8,800万円内外
3月30日に名古屋地裁豊橋支部から破産手続開始決定を受けた。破産管財人は河邊 伸泰弁護士(愛知県豊橋市前田中町8-24、TEL 0532-55-2037)。負債総額は23億9,000万円内外。
昭和31年2月に法人化。三河湾を望む高台において温泉旅館「冨士見荘」を経営し、長年の業歴から地元では一定の地位を確立してきた。ピーク時には年商5億円を超える規模となっていたが、その後はレジャー多様化や競争激化から低調推移をたどり、近年では1億円を下回る状態となっていた。
平成25年には決済不調が表面化するなどしていたが、その後も事業を継続。中国人旅行者の取り込みなどで立て直しを図ってきたが、今年に入って新型コロナウイルスの感染拡大によってツアー客のキャンセルが相次ぎ、事業継続を断念した。
業種 | 旅館経営 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 愛知県蒲郡市西浦町大山17 |
設立 | 昭和31年2月 |
代表者 | 伊藤 剛 |
資本金 | 9,600万円 |
負債総額 | 23億8,800万円内外 |