2020年4月2日 公開
(株)ひだ高山中央市場|岐阜県高山市
【業種】 生鮮食品卸
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 10億8,000万円内外
特別情報名古屋版(H30.4.18)、名古屋支社情報会(H30.5.23)、US情報名古屋版(H30.5.31)などで既報。3月31日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は網野 精一弁護士(東京都中央区八重洲2-8-7、TEL 03-3273-2600)。監督委員は佐藤 三郎弁護士(東京都千代田区麹町3-12-7、TEL 03-3556-2274)。負債総額は10億8,000万円内外。
昭和49年11月に法人化。高山市公設地方卸売市場の売買参加権を持つ2社のうちの1社で、岐阜県飛騨地区を地盤として地元の中小食品スーパー、ホテル・旅館などに食材を供給。ピーク時の売上高は85億円を超えていた。
ところが、近年では買受人の減少や競争激化などもあって減収基調をたどり、平成24年春ごろからは一部の取引先に支払い遅延が散見されるようになった。この頃には借入金返済のリスケジュールに着手した他、外部からコンサルタントを招聘(しょうへい)するなど再建策を模索してきたが、天候不順や災害などの影響もあって厳しい資金繰りが続いていた。
なお、今後は(株)駿河屋魚一(法人番号:1200001024902、岐阜県高山市)がスポンサーとなり、再建を支援していく予定。
業種 | 生鮮食品卸 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 岐阜県高山市問屋町6 |
設立 | 昭和49年11月 |
代表者 | 永井 信次 |
資本金 | 4,600万円 |
年商 | 32億8,400万円内外(30/12) |
負債総額 | 10億8,000万円内外 |