2020年3月24日 公開
大野精密工業(株)|埼玉県春日部市
【業種】 金型製造
【倒産形態】 破産手続開始申立
【負債総額】 12億円内外
3月23日にさいたま地裁へ破産手続開始を申し立てた。申立代理人は江原 智弁護士(弁護士法人江原総合法律事務所、埼玉県越谷市南越谷1-16-12 新越谷第一生命ビルディング5階、TEL 048-940-3971)他。負債総額は12億円内外が見込まれている。
昭和34年8月に創業し、昭和45年1月に法人化した老舗の金型製造業者。国内自動車メーカー向けの各種鍛造金型、精密金型、鍛造用治工具の製造を手がけていた。機械設備の充実と熟練の職人を擁して営業基盤を確立し、ピークを迎える平成26年3月期売上高は8億9,200万円内外を計上していた。
しかし、リーマン・ショック後に大幅赤字を計上して債務超過に転落してからは恒常的な赤字経営が続き、金融機関からの借入金は増加。資金繰りは悪化をたどり、平成31年3月期は売上高7億4,600万円内外まで落ち込み、3,900万円内外の赤字を計上した。以降も業績回復はかなわず、事業継続を断念して今回の措置を取った。
業種 | 金型製造 |
倒産形態 | 破産手続開始申立 |
所在地 | 埼玉県春日部市豊野町2-20-2 |
設立 | 昭和45年1月 |
創業 | 昭和34年8月 |
代表者 | 大野 修平 |
資本金 | 3,500万円 |
年商 | 7億4,600万円内外(31/3) |
負債総額 | 12億円内外 |