2020年2月5日 公開
東証1部の温浴施設経営O社~新型コロナウイルスで大打撃|特別情報
中国・武漢で発生した新型コロナウイルスが猛威を振るう中、当社は中国で展開する温浴施設の全店休業を余儀なくされ、業績面への影響が懸念されている。日本一を誇る温浴施設の店舗数は国内45店舗(直営30店舗、FC15店舗)、中国8店舗(直営4店舗、FC4店舗)の53店舗に及ぶ。中国への店舗展開は平成23年4月に現地法人を設立してから4年後の27年2月に始まる。このころから売上高は100億円を突破するようになり、出店が加速した29年12月以降は売上高を飛躍的に伸ばしている。しかし、増収と反比例して利益のほうは下降線をたどり、31年3月期の最終利益はわずか2百万円にとどまった。令和2年3月期中間期の売上高は前年同期比8.9%減の71億円となり、最終は4億09百万円の赤字(前年同期は3億16百万円の赤字)となった。特に中国事業は3億99百万円の赤字となるなど、経営を牽引するどころか、重荷となりつつある。こうした中、新型コロナウイルスの影響で1月26日までに中国内の全8店舗の休業を余儀なくされ、感染の影響が収まるまでは再開の目途が立てられない状況にある。未だ業績面への影響は発表されていないが、中国事業の売上高が全体の・・・
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