2019年12月25日 公開
東証1部の半導体関連商社J社~課徴金過去最高インサイダー事件の背景|特別情報
12月9日、証券取引等監視委員会(SESC)は当社株式に係るインサイダー取引で資本業務提携の相手に課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告したと発表し、波紋が広がっている。インサイダー取引をおこなったのは香港の投資会社X社の香港在住の役職員としか公表されていないが、社会部記者によれば、単なる職員ではなく、同社トップのY氏を指すという。当社とX社は平成29年8月29日に資本業務提携を結び、中国市場における共同マーケティングなどを進めると発表したが、インサイダー取引は、その交渉の最中である同年8月3日から9日の間、Y氏の自己名義および100%出資する法人名義の口座で当社株式を合計7億7,551万円分買付けたというのもので、インサンダー取引としては過去最高の課徴金額(1億9,625万円)が課されることも話題となっている。当社とX社との提携は現在も有効で、今年9月末時点でX社グループのZ社が当社の議決権比率11.27%の筆頭株主となっている。実はこのY氏は・・・
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