2019年11月11日 公開
(株)ナポレックス|東京都葛飾区
【業種】 自動車用品製造
【倒産形態】 破産手続開始申立準備
【負債総額】 11億0,900万円内外(31/1期末)
特別情報東京版(H26.4.21、H27.7.10、H28.11.18、H28.12.9)および東京支社月例・夏期・新春情報会(H26.4.18、H26.8.7、H28.11.7、H29.2.7)で既報。9月30日までに事業を停止し、11月5日までに事後処理を堤 世浩弁護士(堤半蔵門法律事務所、東京都千代田区麹町1-3-5 ミクニビル7階、TEL 03-5357-1305)他1名に一任、破産手続開始申立の準備に入った。負債総額は平成31年1月期末時点で11億0,900万円内外。
昭和22年4月に創業し、昭和30年10月に法人化した自動車用品卸業者。個人事業から創業し、改組時に(株)田中製作所に商号を変更後、現社名に変更した経緯がある。自動車用バックミラーメーカーとして業容を拡大し、国内自動車メーカーの純正部品に採用されるなど事業基盤を確立し、販売は子会社を通じて大型量販店などに販路を構築していた。自社企画のカーアクセサリーブランド「FIZZ」「ブロードウェイ」「BABY IN CAR」などを多数展開し、ピークを迎える平成3年1月期には72億8,000万円内外の売上高を計上した。
その後、カー用品市場の縮小に伴い売り上げは漸減をたどったため、取扱品目のリストラに着手しながら、膨らんだ在庫や人件費などの削減を図るなど業績改善に取り組んだ。しかし、奏功せずに平成23年1月期は18億1,800万円内外まで減収し、赤字計上によって債務超過に転落した。以降は平成27年の夏ごろから断続的に手形に関する話題も聞かれるなど資金繰りは悪化。平成31年1月期売上高は14億5,200万円内外まで落ち込み、自力での立て直しが難しいため、9月20日付で(株)A-Z(法人番号:8080101020171、静岡県三島市長伏126-4、山本 浩嗣代表)に事業を譲渡。10月1日に行き詰まりが表面化する中、今回の措置となった。
業種 | 自動車用品製造 |
倒産形態 | 破産手続開始申立準備 |
所在地 | 東京都葛飾区小菅2-6-22 |
設立 | 昭和30年10月 |
創業 | 昭和22年4月 |
代表者 | 伊井 孝雄 |
資本金 | 5,000万円 |
年商 | 14億5,200万円内外(31/1) |
負債総額 | 11億0,900万円内外(31/1期末) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2014年04月21日
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