2019年10月23日 公開
東証マザーズの金融B社~テーマパーク事業進出も黒字化困難|特別情報
大型テーマパークのオープンで話題を集めたが、事業計画には遠く及ばず、令和元年9月期も大幅な赤字決算を余儀なくされることになった。ストラクチャードファイナンスを専門とする金融サービスの提供を目的に設立された当社は、事業再生や成長企業へのファイナンス支援を得意とする。平成17年に東証マザーズへ上場し、19年9月期に年商169億円を計上してピークを迎えたが、不動産市況の低迷で業績が一挙に悪化し、22年9月期までの3期にわたって計214億円の最終赤字を計上し、ゴーイングコンサーンの疑義注記が付けられた。その後は太陽光発電事業への投資などで盛り返し、23年にテーマパークの開発プランを発表した。当初は東京都立川市内の土地を取得して平成27年ごろの開業を目指していたが、埼玉県飯能市に変更となった。総工費は150億円ともいわれ、総面積は18万7,000平方メートル(東京ドーム4個分)に及び、ショッピングモール部分は昨年11月に先行オープン。テーマパークも今年3月にオープンに漕ぎ着けた。マスコミの話題を集めたこともあり5月まで集客は順調に推移していたものの、例年より長く続いた梅雨や台風などの天候的な悪条件により・・・
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