2019年9月11日 公開
ジャスダック上場のシステム開発P社~入札情報漏えいで社員が書類送検|特別情報
政府が全額出資するX社が発注した事業で、警視庁捜査2課が8月29日、公契約関係競売入札妨害容疑で同社元顧問のY容疑者(72)を逮捕(8月30日日経新聞等)したが、その入札情報の漏洩先が当社であったことから注目が集まっている。情報セキュリティ技術に強みを持つ当社は官公庁との結びつきも強く、研究開発では全国の県警本部や各自治体など産学官の連携にも積極的に参画し、官公庁や各金融機関との取引実績が民間企業に対する信用にもなっている。平成26年には通信大手との資本提携を締結し、業績も堅調に推移している。今回の漏洩事件はX社と顧問の業務委嘱契約を結んで入札の技術審査委員を務めていたY容疑者が、28年9月から29年3月にかけて当社側から10数回にわたって計10数万円分の飲食接待を受け、見返りにシステム開発の入札評価基準を漏らしたほか、審査に有利になるよう当社の提案書に手を加えたりしていたもので、当社は29年3月に行われた次期社内システム開発を50億7,600万円で入札することに成功した。しかし、後に監督官庁である経済産業省に不正を知らせる情報提供で事件が発覚し、X社は昨年7月にY容疑者と顧問契約を解除し、同年10月に当社との契約も取り消した。Y容疑者には・・・
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