2019年9月10日 公開

(株)ｍｏｒｅ　ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ｜東京都

【業種】 ＷＥＢマーケティング・ＩＴソリューション事業
【倒産形態】 弁護士一任
【負債総額】 10億円内外

東京支社月例報告会（H25.3.19）で既報の同社は、9月5日までに事業を停止し、事後処理を森本 憲司郎弁護士（ヒューマンネットワーク三森法律事務所、東京都文京区本郷2-27-2 東眞ビル4階、TEL 03-6657-3766）他2名に一任した。今後、破産手続開始を申し立てる予定。負債総額は10億円内外が見込まれている。なお、関連会社のＫＩＴＴＯ(株)（法人番号：5011001123065、同所、同代表、資本金990万円）とＶｉｏｌｅｔ(株)（法人番号：5290001079471、登記上：福岡市博多区東比恵2-18-20、同代表、資本金1,450万円）も同様の事態となっている。

平成16年11月設立。ＷＥＢマーケティング事業やＩＴソリューション事業を展開。一般企業を顧客としたリスティング広告や、パソコンやスマートフォン向け広告枠を提案するＷＥＢプロモーションの支援事業をメーンに、メディアコンテンツ事業やＩＴソリューション事業も手掛け、平成30年12月期には20億円以上の売上高を計上していた。

しかし、特別情報東京版（H28.12.7）で既報の同社取引先である(株)マルコス（8月27日付本情報号外で既報、法人番号：1010901031752、東京都港区西新橋2-35-2 ハビウル西新橋5階、小杉 敏弘代表、資本金9,900万円）が、8月23日までに債務整理を弁護士に一任した影響から、大口の焦げ付きが発生し資金繰りが急激に悪化。金融機関と改善策を講じるも事業継続が厳しく、今回の措置となった。