2019年7月12日 公開
赤見電機(株)|兵庫県尼崎市
【業種】 電気機器製造
【倒産形態】 破産手続開始申立準備
【負債総額】 11億1,500万円内外(31/2期末)
特別情報大阪版(H31.1.25)および大阪支社定例情報会(H31.2.8)にて既報の同社は、7月9日に事業を停止し、事後処理を村田 淳弁護士(くすのき法律事務所、神戸市中央区多聞通3-2-9 甲南スカイビル710、TEL 078-371-5617)他1名に一任、破産手続開始申立の準備に入った。負債総額は平成31年2月期末時点で11億1,500万円内外の模様であるが変動している可能性がある。
「LISA」のブランド名で大型LED映像システムを開発・製造、ビルの壁面・スポーツ施設・競技場などの大型ビジョン向けの映像システムを得意とし、中国上海にて309平方メートルの世界最大級LED表示装置を納品し話題を呼んだ。ピーク時の平成11年2月期には23億円内外の売上高を計上していたが、その後、中国製品との競合や国内景気の低迷もあり業績は下落。平成30年2月期の売上高は5億1,800万円内外にまで落ち込み、加えて、北京オリンピック関連で回収不能の債権が発生するなどで資金繰りもひっ迫。今年に入りファクタリング会社へ売掛債権の買い取りを打診するも否決され先行き動向が注目される中、2月には前代表が死去。5月には取引金融機関にリスケを要請するも過去の不適切な会計処理が発覚し再建の見通しが立たない状態となっていた。
業種 | 電気機器製造 |
倒産形態 | 破産手続開始申立準備 |
所在地 | 兵庫県尼崎市東難波町5-27-19 |
設立 | 昭和39年7月 |
創業 | 昭和26年3月 |
従業員 | 40名 |
代表者 | 赤見 幸作 |
資本金 | 3,600万円 |
年商 | 5億1,800万円内外(30/2) |
負債総額 | 11億1,500万円内外(31/2期末) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2019年1月25日
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。
実は小社の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。