2019年5月14日 公開
(株)練馬工業|東京都練馬区
【業種】 ダイカスト部品製造
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 12億3,000万円内外
特別情報東京版(H30.8.10、H30.9.10、H30.11.1)および東京支社新春情報会(H31.2.8)で既報。5月13日に東京地裁へ民事再生手続開始を申し立て、保全処分命令、監督命令を受けた。監督委員は大澤 加奈子弁護士(梶谷綜合法律事務所、東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル18階、TEL 03-5542-1453)が選任された。負債総額は12億3,000万円内外が見込まれている。
昭和40年7月設立のダイカスト製品製造業者。埼玉県秩父市の自社工場でアルミニウムと亜鉛を使用したダイカスト製品の鋳造を展開していた。製品は自動車・自転車の他、光学機械、産業機械、工具関連など向けに多岐に販売し、ピークを迎える平成20年6月期売上高は17億3,000万円内外を計上していた。
その後、同業他社との競合や、安価な海外製品との競争を余儀なくされて業績は低調に推移し、債務超過に転落。平成30年6月期売上高は13億2,300万円内外まで落ち込み、収益率も製造原価や外注費の上昇を吸収できずに悪化した。以降は、立て直しを図るべく人件費削減や金融機関に対するリスケ要請などを実施して経営改善に努めたが、平成30年8月以降は同社振り出しの手形が市中筋に複数出回る事態となり、支えきれずに今回の措置となった。
業種 | ダイカスト部品製造 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 東京都練馬区氷川台3-32-7 |
設立 | 昭和40年7月 |
創業 | 昭和38年10月 |
従業員 | 55名 |
代表者 | 大野 隆幸 |
資本金 | 1,500万円 |
年商 | 13億2,300万円内外(30/6) |
負債総額 | 12億3,000万円内外 |