2019年4月24日 公開
ジャスダックの燃焼装置メーカーＲ社～株主が経営陣総入れ替えを要求｜特別情報
平成30年12月14日付本情報で常勤取締役3名全員の解任を求める株主提案を報じた。その後労働組合との協議に応じることを前提に一旦は取り下げたものの、建設的な話し合いが行われなかったとして、6月開催予定の定時株主総会で3名全員の交代を提案することとなった。当社は昭和25年設立で、38年に株式を店頭登録した。経営不振が続く中、平成18年10月に持株会社体制へ移行したものの再建には至らず、19年には巨額損失に対する元代表らへの損害賠償請求訴訟に発展するなど、信用は大きく失墜していた。そこに支援したのがＸ社で、23年7月に業務提携をし、24年3月に資本提携をした。株主提案は労働組合が筆頭株主のＸ社に要望したもので、要望書には「研究開発や技術継承のための若手育成等に経営資源が投入されず、事業存続も危うい」「若手人員の離職が相次いでいる」「小手先の利益を計上するために資産売却等をするなど自己の保身に走っている」と危機的状況を訴えている。経営陣が労組との協議に応じることを理由に昨年12月26日に招集請求を取り下げたものの、労組の面談要望に経営陣は応じようとせず、3月8日になってようやく面談に漕ぎ付けたものの建設的な議論が何一つなされなかったとして、6月開催予定の定時株主総会で経営陣の入れ替えを提案することとなった。取締役候補には･･･
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