2019年4月19日 公開
(株)ワイ・ケイ・ジャパン|東京都渋谷区
【業種】 ゴルフ場経営
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 162億4,269万円
4月17日に東京地裁へ民事再生手続開始を申し立て、同日に監督命令を受けた。申立代理人は柴原 多弁護士(西村あさひ法律事務所、東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー、TEL 03-6250-6200)他、監督委員には辺見 紀男弁護士(サンライズ法律事務所、東京都千代田区麹町2-2-36 麹町鈴木ビル4階、TEL 03-5275-2060)が選任された。負債総額は債権者480名内外に対して162億4,269万円(うち預託金関連は380名内外に対して81億4,200万円内外)。
昭和61年9月設立のゴルフ場経営業者。平成3年5月に開場した群馬県富岡市の「21センチュリークラブ富岡ゴルフコース」の運営を手掛けていた。ロケーションの良い丘陵コースは人気を集め、最盛期は10億円超の年間売上高を計上していた。
その後、ゴルフ人口の減少に伴い、平成19年3月期売上高は5億9,700万円内外まで後退。以降もプレー客の減少と料金の下落は加速し、近年の年間売上高は4億円内外まで落ち込んでいた。こうした中、抱えていた会員向け預託金償還の問題によって資金繰りがひっ迫。自力再建は難しいとして今回の措置をとった。
なお、スポンサーとしてゴルフ場運営などを展開する(株)ユニマットプレシャス(東京都港区)が候補として挙げられている。債権者説明会は、会員向けが4月20日に東京都新宿区内、一般債権者向けが4月22日に群馬県高崎市内で開催される予定。
業種 | ゴルフ場経営 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 東京都渋谷区宇田川町2-1 |
設立 | 昭和61年9月 |
代表者 | 石井 年晴 |
資本金 | 3,000万円 |
負債総額 | 162億4,269万円 |