2019年3月6日 公開
蒲商(株)|大阪市福島区
【業種】 魚すり身卸
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 12億9,100万円内外(29/12期末)
3月4日付で大阪地裁に民事再生手続開始を申し立て、同日に監督命令を受けた。申立代理人は野城 大介弁護士(きっかわ法律事務所、大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト11階、TEL 06-6201-2970)他6名。監督委員には福田 あやこ弁護士(福田法律事務所、大阪市北区東天満1-11-15 若杉グランドビル別館803、TEL 06-6282-7853)が選任されている。負債総額は平成29年12月期末時点で12億9,100万円内外となっているが、変動している可能性がある。
かまぼこ・ちくわなどの練り物で使用される魚のすり身専門の卸業者。近畿・四国・中国地区の水産練り物製品製造企業に販売し、ピーク時の平成3年12月期には売上高94億円以上を確保していた。
しかし、その後は水産練り物業界の不振により競合が激化し業績が低迷、平成29年12月期には27億円内外にまで売上高が下落。更に不良債権の発生もあり赤字経営となっていた。このような中、平成30年末に代表が死去し、今後の動向が注目されていたが、スポンサーからの支援のもと民事再生手続きによる経営再建を目指すこととなった。
なお、債権者説明会は3月7日(木)午後3時30分よりエル・おおさか(大阪府立労働センター)6階大会議室(大阪市中央区北浜東3-14)で開催される予定。
業種 | 魚すり身卸 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 大阪市福島区野田6-3-19 |
設立 | 昭和41年1月 |
代表者 | 青木 敏夫 |
資本金 | 5,000万円 |
負債総額 | 12億9,100万円内外(29/12期末) |