2019年3月5日 公開
マスタードシード(株)|東京都品川区
【業種】
【倒産形態】
【負債総額】
特別情報東京版(H30.11.8)および東京支社新春情報会(H31.2.8)で既報。3月4日までに事業を停止し、事後処理を伊達 雄介弁護士(新千代田総合法律事務所、東京都千代田区神田神保町2-3-1 岩波書店アネックス8階、TEL 03-3239-5360)に一任した。負債総額は平成29年12月期末時点で18億5,500万円内外が見込まれているが、変動している可能性がある。
平成4年3月設立のコンピューター内蔵製品卸業者。シンガポールや台湾などから輸入したDRAMやメモリー、HDDなどの卸売りを展開していた。他に各種パソコン関連部品やマウスパッド、ヘッドホンなどの周辺機器も品ぞろえし、家電量販店を中心に販路を構築していた。マザーボードメーカーの正規代理店として業界内で存在感を高め、ピークを迎える平成28年12月期売上高は51億4,900万円内外を計上した。
その後、取引先との循環取引に加わったとして金融機関の対応が硬化。以降の資金繰りが悪化したため、中小企業再生支援協議会の仲介で、金融機関からの借入金をリスケジュールして再建を目指したが、不調となって事業継続を断念した。