2019年1月21日 公開

(株)ミラリード｜東京都品川区

【業種】 カー用品製造
【倒産形態】 弁護士一任
【負債総額】 27億5,200万円内外（29/9期末）

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特別情報東京版（H25.2.4、H28.5.23、H29.11.1、H30.12.12）および東京支社夏期・月例情報会（H28.8.4、H29.10.8）で既報。1月18日までに事業を停止し、事後処理を小川 朗弁護士（東京桜橋法律事務所、東京都中央区八丁堀2-10-9 ユニゾ八丁堀ビル6階、TEL 03-3523-3217）他1名に一任した。負債総額は平成29年9月期末時点で27億5,200万円内外が見込まれている。

昭和52年9月に創業し、昭和54年2月に法人化したカーアクセサリー製品販売業者。中国や韓国の企業で委託製造したカーアクセサリー製品を多彩にラインアップして販売事業を展開。カーナビなどのカーエレクトロニクス用品や灰皿、日よけなどのカーアクセサリー類を品ぞろえし、札幌、仙台、東京、名古屋、岐阜、大阪、福岡に7カ所の営業拠点を配置し、全国的な販売網を構築していた。平成26年9月にはコーヒー豆販売の「ボイドコーヒー」の運営に乗り出し、中古車販売の企業も吸収合併するなど業容の幅を拡大。ピークを迎える平成28年9月期売上高は39億0,700万円内外を計上した。

その後、若年層の車離れなどによりカーアクセサリー事業が伸び悩む中、同業他社との競争を強いられて業績は後退。平成29年9月期売上高は34億0,200万円内外まで落ち込んで支払い遅延が散発していた。この間、業績回復の一手としてバイオマスプラスチック製造事業に参入し、愛知県一宮市のプラント設備に3億円内外を投じた。

しかし、平成30年9月期時点でも当該事業の売り上げはゼロという状態となる中、平成29年12月に新製品として発表した「ペダルの見張り番」も販売不調によって在庫を抱え、平成30年夏以降は資金繰りが悪化。以降は、取引先への支払い遅延、金融機関への返済不履行、社員の流出などが続く中、1月4日に決済不調が発生し、支えきれずに今回の事態となった。

業種	カー用品製造
倒産形態	弁護士一任
所在地	東京都品川区東品川4-12-6 日立ソリューションズタワーＢ棟19階
設立	昭和54年2月
創業	昭和52年9月
従業員	70名
代表者	東山 克基
資本金	3,000万円
年商	34億0,200万円内外（29/9）
負債総額	27億5,200万円内外（29/9期末）

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