2018年11月7日 公開
大沢塗装(株)|東京都千代田区
【業種】 塗装・防水工事
【倒産形態】 弁護士一任
【負債総額】 17億円内外
特別情報東京版(H24.5.25、H25.12.17、H30.8.30、H30.9.28)および東京支社夏期情報会(H24.8.2)にて既報。10月31日に事業を停止し、事後処理を御山 義明弁護士(御山義明法律事務所、東京都中央区日本橋3-8-9 日本橋ホリビル7階、TEL 03-6225-2557)に一任した。負債総額は17億円内外が見込まれている。
明治2年に創業し、昭和16年2月に法人化した(資)大沢塗装部を前身とする塗装工事業者。昭和32年6月設立後に事業を継承し、塗装工事を主体に事業を展開してきた老舗。大手ゼネコンから下請けする橋梁や鉄塔など大規模な塗装を手掛け、最盛期は年間売上高40億円内外を計上していた。
その後、市況悪化によって受注は減少し、平成8年3月期売上高は28億6,240万円内外まで落ち込み、3億4,230万円内外の最終欠損を計上して、債務超過に転落した。以降、立て直しを図るべく人員圧縮や外注先の見直しに着手したが、成果は上がらず、平成24年ごろには給与遅配の風評、平成25年には支払い遅延の話題などがささやかれていた。
平成30年3月期の売上高は2億4,400万円内外まで大きく後退し、8月以降は手形決済の話が断続的に浮上する中、10月31日に生じた決済不調によって今回の事態となった。
業種 | 塗装・防水工事 |
倒産形態 | 弁護士一任 |
所在地 | 東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル2階221区 |
設立 | 昭和32年6月 |
創業 | 明治2年10月 |
代表者 | 大澤 茂樹 |
資本金 | 3,000万円 |
年商 | 2億4,400万円内外(30/3) |
負債総額 | 17億円内外 |