2018年11月6日 公開
Quantum Japan(株)(クァンタムジャパン)|東京都中央区
【業種】 太陽光発電機器販売
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 14億5,410万円内外
10月24日に東京地裁へ破産手続開始を申し立て、10月31日に破産手続開始決定を受けた。破産管財人は和田 正弁護士(みなと協和法律事務所、東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビルディング(虎ノ門ダイビル)4階、TEL 03-5544-8296)が選任された。負債総額は債権者65名内外に対し14億5,410万円内外が見込まれている。破産債権の届出期間は11月28日まで、財産状況報告集会の期日は平成31年1月24日午後2時。
平成25年3月に中国のZTEグループ傘下のZTE QUANTUM(中国)の100%子会社として設立した太陽光発電機器販売業者。親会社が製造する太陽光発電向けの大型・中型パワーコンディショナーと、住宅用太陽光発電システム向けパワーコンディショナーおよび太陽光発電システムの稼働状況を確認する遠隔操作システムの販売を主力に事業を展開。ピークを迎える平成28年12月期売上高は5億0,900万円内外を計上していた。
その後、平成29年1月ころから販売したパワーコンディショナーの不具合が相次いで発生。主力商品の稼働トラブルで平成29年12月期売上高は1億4,400万円内外まで落ち込み、支えきれずに9月5日、弁護士に債務整理を一任して今回の措置に至った。
業種 | 太陽光発電機器販売 |
倒産形態 | 破産手続開始決定 |
所在地 | 東京都中央区築地6-1-8 協栄ビル4階 |
設立 | 平成25年3月 |
代表者 | 楊 毓平 |
資本金 | 1,000万円 |
年商 | 1億4,400万円内外(29/12) |
負債総額 | 14億5,410万円内外 |