2018年8月30日 公開
(株)日本アイコム|広島市中区
【業種】 マンション分譲
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 116億8,727万円
8月30日、東京地裁に民事再生手続開始を申し立てた。申立代理人は山崎 良太弁護士(森・濱田松本法律事務所、東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング、TEL 03-5220-1800)他7名。負債総額は申立時点で債権者127名に対し116億8,727万円。
平成14年に不動産の仲介および販売代理を営む不動産事業会社として設立。平成18年より、自社分譲マンションブランド「クラースシリーズ」の企画開発に着手。広島市の他、広島県福山市や広島県外での分譲も活発化し事業基盤を拡大。平成28年9月期にはピーク年商となる67億7,073万円を計上していた。しかし、建築費の想定外の増加やマンション用地として仕入れた土地に隠れた地中障害が発見されるなど支出が予算から大幅に上振れ、案件別の採算が赤字になるなど厳しい状況が続いていた。
8月末に支払期限が到来する債務の支払いについて、資金の手当てができなかったことから自主再建を断念し、今回の事態となった。
なお、スポンサーからの支援を受けて再建を図る方針で、代理人などを通じてスポンサー候補者への打診を開始している。
業種 | マンション分譲 |
倒産形態 | 民事再生手続開始申立 |
所在地 | 広島市中区中町1-24 クラース袋町公園 |
設立 | 平成14年7月 |
従業員 | 25名 |
代表者 | 野上 和政 |
資本金 | 1,000万円 |
年商 | 26億0,703万円(29/9) |
負債総額 | 116億8,727万円 |