2018年8月27日 公開
(株)エレバム|東京都大田区
【業種】 電球製造
【倒産形態】 民事再生手続開始決定
【負債総額】 19億円内外(30/5月末)
特別情報東京版(H28.12.22)および東京支社新春情報会(H29.2.7)で既報。8月20日に東京地裁へ民事再生手続開始を申し立て、8月24日付で民事再生手続開始決定を受けた。申立代理人は三澤 智弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都中央区八重洲2-8-7 福岡ビル、TEL 03-3273-2600)他3名。監督委員は山崎 和代弁護士(弁護士法人山崎和代法律事務所、東京都世田谷区北沢2-24-6 北口ビル2階、TEL 03-3460-5125)が選任された。負債総額は平成30年5月末時点で債権者100名内外に対し19億円内外(内金融債務18億円内外)が見込まれている。
昭和42年4月設立の電球製造業者。親会社の旧・(株)エレバム(同所、同代表、資本金7,200万円、昭和28年7月設立)の生産工場のポジションとして福島県喜多方市にて東北エレバム(株)の商号で事業を開始。カーナビ向けの液晶バックライトや、パソコンや複合機向けの特殊放電管などを手掛け、ピークを迎える平成28年3月期売上高は10億3,200万円内外を計上していた。
その後、主力としていたパチンコ機器向けの販売が減少に推移し、平成30年3月期売上高は7億5,000万円内外まで大きく後退した。その後、親会社は平成28年に本社工場を売却し、有利子負債の圧縮を図りながらスポンサーを模索。4月1日付で同社を存続会社として吸収合併を実施して現商号に変更。本店を現在地に移転後、事業を効率化しながら立て直しを図りつつスポンサーを模索するも奏功せずに今回の措置となった。
業種 | 電球製造 |
倒産形態 | 民事再生手続開始決定 |
所在地 | 東京都大田区南馬込3-11-11 |
設立 | 昭和42年4月 |
代表者 | 宮田 陽一 |
資本金 | 5,400万円 |
年商 | 7億5,000万円内外(30/3) |
負債総額 | 19億円内外(30/5月末) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2016年12月22日
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