2018年7月25日 公開
東証マザーズの電子データ分析C社~コベナンツ違反でGC重要事象等記載|特別情報
連結ベースで2期連続経常赤字となり、財務制限条項に抵触したことから継続企業の前提に関する重要事象等が記載された。当社の業績は連結売上高の60%強を占める米国子会社がけん引しており、平成22年3月期に10億円に満たなかった売上高は、28年3月期に100億円の大台を突破している。ちなみに、日本国内の売上高は30%強にとどまり、残りは韓国をはじめとしたアジア地域で、営業エリアの拡大にも努めている。売上面で大きく貢献している米国事業であるが、同事業の最終損益は29年3月期で▲6億50百万円、30年3月期で▲9億75百万円と赤字続きで、コベナンツ違反の原因となっている。借入金65億05百万円のうち55億27百万円が財務制限条項に抵触し、現在金融機関と個別に協議しているが、今のところ、期限の利益を喪失するようなことにはならないとの感触を得ているようである。米国子会社では既にテコ入れが始まっており、300名ほどいた従業員を160名まで削減し、当社副社長を米国に派遣して・・・
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