2018年4月4日 公開
東証マザーズのコンテンツ制作I社~不適切な会計処理|特別情報
連結子会社による不適切な会計処理により、平成29年12月期の決算発表を延期することとなった。広告代理店や出版社、一般企業向けに広告写真やコンピューターグラフィックスなどをオーダーメイドで提供するというビジネスモデルで、商品企画からイベントまで手がける。もともと代表がフリーのフォトグラファーからスタートした経緯もあってビジュアル的訴求力には定評があり、26年12月期まで売上高を順調に伸ばしてきた。しかし、同期以降は足踏み状態が続き、27年12月期には営業段階から10億円の赤字となるなど、採算面の悪化も顕著となってきている。こうした中、中国・上海に本社を置く連結子会社X社で、人件費や外注費、公租公課などの不適切な会計処理がされていることが判明した。不適切会計が行われたのはX社の設立時から。今のところ循環取引が行われた形跡はないとしており、影響額は3.6億円程度にとどまると見ている。ただ、長年にわたって行われてきただけに社内調査委員会による調査も長引いており、報告書が提出されるのは4月中旬が見込まれている。これを受けて・・・
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