2018年2月14日 公開

上毛森林都市(株)｜東京都中央区

【業種】 ゴルフ場経営
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 26億9,415万円内外

2月14日に東京地裁へ破産手続開始を申し立て、同日、破産手続開始決定を受けた。申立代理人は吉田 和雅弁護士（ＴＭＩ総合法律事務所、東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー23階、TEL 03-6438-5511）、破産管財人には曽我 幸男弁護士（河野・川村・曽我法律事務所、東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー9階、TEL 03-6438-5390）が選任された。負債総額は債権者数1,077名内外（うち預託金債権者数は1,020名内外）に対し26億9,415万円内外が見込まれている。

昭和47年12月設立のゴルフ場運営会社。関越自動車道からアクセスする群馬県吾妻郡のゴルフ場「上毛森林カントリー倶楽部」を経営。年間3万人内外が来場し、会員は1,550名内外（うち法人会員300名内外）を擁している。設立時には(株)主婦と生活社（東京都中央区）も経営母体となっていた経緯がある。

昭和53年から平成5年の間は、女子プロゴルフのトーナメント「ＪＵＮＯＮ女子オープン」を開催。ピークを迎える平成5年3月期売上高は8億3,100万円内外を計上していた。

その後、ゴルフ人口は漸減し業界環境は悪化。同社の業績も低調に推移し、平成29年3月期売上高は1億6,800万円内外まで後退。事業継続が困難となり、今回の措置を取った。

なお、現在は事業譲渡を前提としたスポンサー募集と選定を実施している。